COFFEE IS MY GIRLFRIEND.
コーヒー好きです。
もうね、ジャンキーなんだと思う。
飲まないとなんとなく落ち着かない。
カフェインアディクションなんだとしたら笑えない話だけれど、特に身体的な不具合は感じないので良しとしよう。
元々は母親がコーヒー好きで、あちこちの喫茶店に連れて行ってもらったのがきっかけ。
なので、僕のコーヒー歴のスタートというのは、いわゆる喫茶店文化的な、深煎りの豆をじっくりドリップしたコーヒーから。
その中でも特に京都のイノダコーヒが好みで、札幌に住んでいた時は大丸と、すぐ近くの紀伊国屋の中にあったお店に通っていたし、家でもイノダコーヒの豆を買って飲んでいた。
その後、スターバックスが流行していたこともあって、タリーズ等のシアトル系コーヒースタンドで中〜深煎りの豆をエスプレッソで抽出したカフェラテを飲むようになったのだが、たまたま仕事のつながりでノルウェー発のフグレンさんに店頭(ちなみに僕の職業はいわゆるショップスタッフである)でのデモンストレーションをしていただく機会があり、そこで僕の中のコーヒー観が大きくアップデートされることになる。
僕は特に何かに対してマニアックに追求するタイプではないのだけれど、それまでの体験もあって、コーヒーといえば自家焙煎した豆をネルドリップした喫茶店系コーヒーか、中〜深煎りの豆をエスプレッソで淹れたシアトル系コーヒーと思っていた。
ところがそのときに飲ませてもらったフグレンのコーヒーは、浅煎りの豆をペーパーフィルターでさーっとドリップした、見た目の色からして僕がそれまで知っていたコーヒーとは似ても似つかない紅茶色の飲み物だったのである。
そしてそれを飲んだ時の衝撃。
ぶっちゃけ思いましたもん。
え、これコーヒー?って。
でも、そのすっきりとした味わいと、コーヒー豆って豆っていうけど果実だったんだなと思い出させてくれるフルーティな酸味にハマり、それ以降はすっかり浅煎りコーヒーに傾倒していくことになるわけです。
ちなみにシングルオリジンのスペシャルティコーヒーは、基本的にドリップでストレートに飲むのが豆本来の味を楽しめるわけなんだけれど、個人的には浅煎りの豆を使ったカフェラテもおススメしたい。
先のフグレンさんの代々木八幡のお店に行った際には、最初はいつもカリタウェーブのドリップで飲んでいたんだけれど、ある日ふとカフェラテがあることに気づいて、試しに飲んでみたらこれが滅法うまかったわけです。
カフェラテ、というかエスプレッソはなんとなく中〜深煎りの豆を使うっていうセオリーがあると思うんだけど、そんなのただの思い込みなんだなって感じるほど、浅煎り豆のカフェラテは表情豊かな味わいで、もうそこからはカフェラテも浅煎りに限る!っていうところまで来てしまっています。
その観点から、フグレン以外のお気に入りのコーヒースタンドをいくつかご紹介しておきます。
・ONIBUS
・verve(鎌倉店出来てから新宿店は少しクオリティ落ちたような気もする)
・Light Up
・ARABICA
・THE ROASTERY
・AND COFFEE ROASTERS
・Little Nap
・Shozo Coffee
忘れてるところもあるかもしれません。
思い出したらまたご紹介します。
あ、巷で人気のブルーボトルさんも、流行りに乗るの嫌で避けてたんですが、先日無事に初体験を済ませました。
フツーにうまかったです。
舐めててすいませんでした。
ちなみにご紹介したコーヒースタンドは浅煎り限定というわけではなく、浅煎りにハマった僕が飲んで美味しいと思ったところというだけです。
次回はしっかりドリップ系のお店もご紹介できたらいいですね。
では。